県教委:窃盗容疑の教諭ら2人を懲戒処分 /鹿児島

県教委:窃盗容疑の教諭ら2人を懲戒処分 /鹿児島
2009年9月10日17時0分配信 毎日新聞

 県教委は9日、窃盗容疑で書類送検された男性教諭を懲戒免職とするなど、2件の懲戒処分を発表した。09年度の懲戒処分は8件目で、昨年度1年間の7件を既に上回った。教職員課は「教職員一人一人の自覚と注意を強く喚起していきたい」としている。
 大島地区の小学校に勤務していた40代の男性教諭は、沖永良部署が窃盗容疑で書類送検し、9日付で懲戒免職に。容疑は、7月29日午後8時ごろ、和泊町内のパチンコ店で拾った財布から現金9万円を抜き取った、とされる。教諭は「魔が差した」と話したという。
 姶良地区の中学校に務める50代の男性事務主幹は県不安防止条例違反容疑で8月下旬、書類送検され、9日付で停職6カ月の処分に。同日、依願退職した。容疑は、7月12日午後1時15分ごろ、赤いふんどしを付けた上半身裸の状態で加治木町内を乗用車で走行。男子中学生を呼び止め「家まで送ろうか」と声をかけた、とされる。主幹は「男に興味があった」と話したという。

9月10日朝刊

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